2005年09月27日

愛煙家を応援する

残念なニュースをお伝えしなければなりません。今、日本で一番の注目を集める愛知県名古屋市で、2月から実施されていた路上禁煙が、大幅な改善がないという理由から、名古屋市の総務環境委員会が過料を徴収する方針を示唆しています。

この委員会が厳しい方向を打ち出すのは、千代田区の改善率が大きく影響しており、数値目標を明確に定めて結論を導く合理性は、高く評価していいのではないでしょうか。しかし、時期的に愛知万博開幕前と開催中では、調査サンプルとして信頼性に欠けるので、今後3ヶ月間の調査結果を大いに期待したい。

このままでは、不届きな一部の喫煙者が全体の喫煙者の名誉を著しく傷つける結果になり、より一層のマナー厳罰化に繋がりかねません。平たく言うと『口で言っても聞かないので、金を取る』流れが加速するということであり、それが社会通念として浸透するのは、善良な愛煙家にとって、看過できない由々しき問題ではないでしょうか。

今更、人の行き交う街中で、歩きながらのタバコを吸う権利を主張する愛煙家など、私はいないと信じています。ましてや、道路を灰皿代わりに使用する人は、客観的に自分の行為に対し恥ずかしくて愛煙家と名乗れないでしょう。好きな物を嗜むのは、社会のルールやマナーを守ってこそ楽しむものであり、公道で改造車両を乗り回したり道端で酒に飲まれたりタバコに飲まれた人達に、愛好家と呼ぶのは甚だ疑問です。

喫煙行為は、社会全体でリスクを負っているという認識の下、よりよい共存関係を構築する事が、愛煙家にとっても居心地のいい社会であり、新しいタバコ文化の誕生でもあると思います。

たばこに関するニュース
毎日新聞: 路上禁煙:喫煙減少の効果ないなら過料も--名古屋市 /愛知

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2005年09月21日

我慢の旅は、お互い様

JR北海道が来年3月までに、本州とまたがる一部の列車を除く全車両を全面禁煙することを発表した。他のJR各社も喫煙環境は、厳しくなるばかりのようだ。健康増進法の施行に加え、利用者からの意見や苦情も影響を与えていることだろう。

25年前、まだ私が高校生だった頃、在来線の座席には、当たり前のように灰皿が付いていたし、その他の乗り物でも禁煙である方が稀だったと思う。記事によれば、日本の国際線を含む航空機が全面禁煙になったのは、1999年の春。まだタバコ天国の日本では、賛否両論あったが、今では定着しているし、このスタイルが今後も変わることはないだろう。

なぜ日本でも禁煙の流れが加速しているのか、この産経の記者は残念ながら、ご存知ないらしい。今現在、喫煙車両が数多く走っており、多くの非喫煙者が“我慢の旅”を強いられているという想像力が乏しいのかもしれない。その上、利用者だけではなく、乗務員や車内販売員の健康にも影響する由々しき問題だという認識も持って欲しい。

少し気になっている「愛煙家」という名称。数多の喫煙者と同列に使用するのは、どうも違和感がある。歩きタバコやポイ捨てを平気でする人達まで「愛煙家」と呼ぶには、違和感を通り越して無理があると思うからだ。ニコチン依存症患者は、“我慢の旅”っとすれば、まったく違和感はない。

だがしかし、いい意味での愛煙家こそ、喫煙者の手本となる愛すべき人達であり、社会で共存できる喫煙者としてエールを送りたい。どうか末永くタバコを嗜めるように、新しいタバコ文化の担い手として活躍してください。

たばこに関するニュース
産経新聞: 愛煙家は“我慢の旅” 全面禁煙 JR加速

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2005年08月24日

未成年、値上で禁煙成功

厚生労働省研究班が2004年度に実施した10万人規模の中高生アンケートによると、中高生の喫煙率が2000年度の調査に比べると激減したらしい。過去最も高かった高校三年男子の喫煙率が、37% → 21.8%に大幅減したほか、同女子も 16% → 9.7%と減少傾向を現している。主任研究者で国立保健医療科学院の林謙治次長は、社会の禁煙化が背景にあると指摘し、さらに携帯電話代にタバコ代が押し出された可能性も高いと推測している。

もしも推測が正しければ、タバコを値上げする事で未成年者の喫煙は抑制できるのではないだろうか。まさかタバコ代欲しさに悪事を働く生徒もいないとは限らないが、そんな心配なら、先に携帯電話を問題にするべきだ。なぜならタバコ代を削ってでも、携帯代を捻出しているからだ。そうだとすれば、タバコの値上げと非行とは、あまり議論の余地のない問題なのかもしれない。4-5年をめどに、20本入り500円を目標とするよう財務省が腹を決めてくれれば、新たなニコチン中毒患者の抑制になるのは間違いない。

もう一つ、厚生労働省研究班(主任研究者、大和浩・産業医大産業生態科学研究所助教授)らがまとめた調査結果によると、京都の大・中規模ホテルにおける禁煙ルームの割合は約22%にとどまり、「日本人の約70%を占める非喫煙者を基準にサービスを提供するべきだ。行政は強い態度で対策を促し、客も声を上げてほしい」とたばこ対策が進んでいないと指摘したらしい。この指摘は、至極当然だと思うし、ホテル側が喫煙場所を提供するサービスは、他者の迷惑に成るという視点を持って欲しいとも思う。

最後に外国の話。以前、フランスの超特急TGVがアンケート結果を経て、全面禁煙になるとお伝えしたが、フランス国鉄(国鉄という響きが懐かしい)は、年内にすべての列車を禁煙にすると発表したらしい。でも、ちょっとしたオチが付いていて、既に全面禁煙した一部の路線では、電車が停車する度に喫煙者がホームに降りて一服するので、ダイヤが乱れる一因になっているとか。日本と違って、そもそも定刻が曖昧なのですが・・・orz

たばこに関するニュース
産経新聞: 中高生の喫煙4年で激減 禁煙の浸透が影響か
日経新聞: 観光都市京都、ホテルの禁煙ルーム22%にとどまる
朝日新聞: フランス国鉄、年内に全面禁煙に

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2005年08月04日

新幹線の完全分煙に期待

今年中に全車両が全面禁煙になる長野新幹線を始め、JR東日本は、2時間以内の比較的短い在来線特急も全面禁煙の方向で実施時期を検討しているとした。それに対抗したのか時代の流れか、JR東海とJR西日本は、次世代新幹線「N700系」を全席禁煙とし、別に喫煙ルームをデッキに設ける予定だという。また、現在運行している16両編成の新幹線についても、来春から禁煙車両を1両分増やすと決定したらしい。

記事にもあったが、新幹線は長距離旅客で飛行機とし烈な競争を余儀なくされていて、喫煙車両は飛行機に対抗するセールスポイントだと認識しているようだ。そこで最大限、非喫煙者に配慮して、デッキに喫煙スペースを設置するという方向になったのだろう。JR側は、多少のコストを負担する事で、喫煙者や非喫煙者、そして車両内で働く人達にも快適な空間を造ってくれたのだと好意的に受け取りたい。

この事で、JR各社が喫煙による被害に関して問題点をよく理解していると思われる。タバコを吸う人にとっては、少しばかり面倒に成るが、大勢いるところでは、紫煙と臭いは身体の害を伴う迷惑に成るという新しい社会的な規範として、どうか受け入れてほしい。この喫煙装置と喫煙者の行動が、今後の社会生活にも大きく影響するのはいうまでもない。もしもルールを守れないとなると益々、喫煙スペースは狭まる事だろう。

ルールといえば、日本一の歓楽街がある新宿区で、8/1より路上禁煙条例が施行されたらしい。区長らがティッシュを配ったり、地元商店会や区職員らも街頭に出て、禁煙を呼びかけたらしいが、肝心の罰則はなく、効果の程がどこまであるかは未知数だ。というより記事でもあるように、始めから過料徴収が出来ないと諦めているようで、当分の間、吸殻や歩行喫煙は減りそうもない。それでも何もしない私の地元よりは、十万倍マシです。orz

たばこに関するニュース
読売新聞: 次世代新幹線 全席禁煙…JR西など
産経新聞: 長野新幹線を全面禁煙に 年内に在来線特急の一部も
東京新聞: 路上禁煙条例 新宿区で施行

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2005年07月22日

将来を考える子供の一言

日本において喫煙者の立場は後退するばかりの昨今、本家本元の日本たばこ産業(JT)[2914]は、この逆境の中で2005年3月期の売上高、営業利益とも過去最高を記録して株価も絶好調なので、ここでは思う存分に禁煙を推奨したい。読売新聞によると、国内の業績は、ジリ貧傾向で打開策といえば大リストラしかなかったようだが、海外での業績が予想以上に順調で思わぬ誤算らしい。せいぜい訴えられないように健闘を祈ろう。

もう少し詳しく説明すると、世界第3位のたばこメーカーRJRナビスコ社の海外たばこ部門を買収し、「ウィンストン」「キャメル」「セーラム」などの人気ブランドを一手にしたのだ。その買収額は、なんと1兆円近くを投じたらしいのだが、今のところ余りある投資効果が得られているというのが現状らしい。なんともヤクザな商売である。

話しは変って、ニコチンパッチの「ニコチネル」でお馴染みのノバルティス ファーマ株式会社が、喫煙者、非喫煙者の合計2,089人を対象に、当社の「いい禁煙」サポートサイト(http://www.e-kinen.jp/)上で、禁煙に関するアンケート調査を実施したらしい。アンケート結果:(http://www.e-kinen.jp/questionnaire/index.html

「喫煙者の約6割、非喫煙者の約7割がタバコによる自分の健康への影響を気にしている」という、お馴染みの結果です。興味深かったのは、「子供に言われたとき」が、禁煙をしようと思うトップだった事。これは、自分に対して素直になれるって事の裏返しかもしれません。約6割の喫煙者が禁煙を意識しているのは、逆に自分を誤魔化しながらタバコを吸っているとも言えます。「止めたいけど止められない」などという屁理屈の正体は、自分に対して素直になれないだけなのです。最終的には、吸いたいか止めたいかという二者択一の選択を迫られます。これは、自分の生涯を左右する決断ですから、くれぐれも目先の欲求に流されない事です。だから子供の成長や将来を考えさせられる子供からの一言は、禁煙を考えるには大きな貢献をするのだと思います。

前回(7/12 居酒屋、全面禁煙1号店)紹介した全国初の全面禁煙居酒屋「手づくり厨房」が18日オープンしたというニュース。開店から約1時間で100席ほどが満席になったという嬉しいニュースだ。(ロズマリンさんのナイスなレポート) 是非、この繁盛が継続して、2号店、3号店と発展していく事を願いたい。気長に首を長く伸ばす運動をしながら、大阪進出を待ちたいと思います。orz

たばこに関するニュース
読売新聞: 「たばこ四面楚歌」でもJT左うちわのなぜ
日経新聞: ノバルティス、「禁煙」に関するアンケート調査結果を発表
北海道新聞: 禁煙居酒屋1号店オープン 煙なく「食事おいしい」

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2005年07月12日

居酒屋、全面禁煙1号店

居酒屋チェーンのワタミ[7522]が、全面禁煙の居酒屋「手づくり厨房(ちゅうぼう)」の第1号店を東京・赤羽に18日に出店すると発表し、居酒屋チェーンでは先駆けて壮大な実験を開始するらしい。是非、1号店で成功して頂いて、我が大阪でもお目に掛かりたい。

一見、無謀とも思えるほど大々的に「全席禁煙」を謳っているが、喫煙者にも配慮して喫煙スペースを設けているらしいので、同伴する喫煙者に大きな拒否反応は起こらないのではないだろうか。それよりも、タバコの煙や臭いが客席に漏れるといった喫煙スペースの性能に問題があった場合、利用した非喫煙者から好印象を得るのは無理ではないだろうか。

私としては、本当の意味で全面禁煙の居酒屋が実現するのかと期待があったので、喫煙スペースの設置は残念に思っている。非喫煙者の楽園を想像していたせいだろう。現実には、その他の料理や接客態度に問題があるほうが多いので、そう簡単には、楽園なんて出現しないし、逆に、喫煙者にとっての地獄も先の話になりそうだ。

私事で恐縮だが、タバコを止めて3年近くなる。お酒が好きな方の部類に属する者として、居酒屋もよく利用させて頂いている。大阪ミナミの繁華街に近い所が生活圏なので、お店選びには不自由しないのだが、いつしか隣りの席からタバコの煙が漂う可能性が高い店は、自然に足が遠のいているようだ。ただ連れが喫煙者だと諦めるよりないので、見返りに焼鳥や焼肉屋といった紛らわしい煙があって換気の良い店をリクエストして凌いでいる事も多い。

今回は、ワタミ[7522]のPR活動で、広く全面禁煙という言葉が踊っただけでも良しとしよう。これで喫煙者は、一瞬でもドキッとして負の喫煙情報が蓄積されれば、いずれするであろう禁煙の助けに成るはずである。

たばこに関するニュース
毎日新聞: 禁煙居酒屋:ワタミが東京・赤羽に1号店
読売新聞: ワタミ、全面禁煙の居酒屋出店へ…大手チェーン初

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2005年06月23日

タバコ裁判、控訴を棄却

もしもアメリカだったら・・・と思わずにいられないが、現実にここは日本であり、日本的な判決だったと思う。考えつく限り「危険」と表記していないと企業が賠償請求を受けるアメリカ社会では、ハッキリと危険性を示さない方が悪だとされるが、日本では、薄々でも悪いものだという認識あれば、使用者に責任があるとされる。どっちが良いか悪いかというより、日本の方が消費者を保護していないと言えるし、消費者を愚弄していないとも言える。

タバコのテレビCMやドラマ、映画や雑誌の広告、一昔前のそれらを見て育った私達は、騙されていたという認識なのだが、国やJT側は、いや騙すつもりはなかったと応えるだろう。話はそれで終わりだ。そこで日本の司法は、肺癌や喉頭癌、COPD(慢性閉鎖性肺疾患)に成りたくなければ、自主的に喫煙を止めろ言っているのだ。後で寝言を言っても聞きませんとね。私は、非常に分かり易い素晴らしい意見表明だと思う。もしもタバコが悪いと思っているなら素直に止めましょう。

北海道や和歌山県など、まだ一部の自治体しか運営されていないようだが、全面禁煙や完全分煙の飲食店を「空気もおいしいお店」(google検索結果)として紹介するサービスを東京都の千代田区でも始めたというニュースは、せっかくの外食をタバコの煙によって台無しにされた経験者なら大歓迎だろう。本音を言えば、風前の灯のように「食事中、タバコの吸える店」を紹介する日が来る事を願っていたりする。こんな本もある「空気のおいしい禁煙レストラン&カフェガイド―エリア別 東京・横浜・鎌倉などの完全禁煙・分煙の232店」

続報、名古屋の禁煙区域の愛称が決まったらしい。その名も「禁煙ロード」。とにかく分かり易いネーミングだと思うが、どうも素直に納得できないのは、その他の路上でも歩きタバコは止めましょうという大前提が、いつものように片隅に追いやられている感が否めないからだろう。でも、何もしない大阪市より百万倍マシだと素直に認めます、嗚呼。orz

たばこに関するニュース
朝日新聞: 「病気の原因、喫煙以外も」 二審も原告敗訴 JT訴訟
朝日新聞: 全面禁煙には☆☆☆ 星三つ
読売新聞: ここ「禁煙ロード」です 路上禁煙地区 愛称決まる

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2005年06月17日

喫煙マナーと喫煙シーン

先週、早稲田ウィークリーで「喫煙マナー」が取上げられてたが、今週は、一方の私学の雄、慶応塾生新聞で取上げられた記事を紹介しよう。キャンパス内における分煙の推進や周知・徹底を強化すると共に、喫煙マナーの向上にも努めたいとしている。しかし、意識調査の結果、面倒だからという理由で校内の規則を破る塾生に対しては、厳しく苦言を呈している。

それにしても、「面倒だ」と回答する正直さは、どう受け取ればいいのだろうか。ほんの数年前までは禁煙表示がなければ、基本的に喫煙を許されていた。しかし今では、喫煙所として許された場所でしか喫煙出来ない。この違いは大きいはずなのに、当事者である喫煙者の耳には、あまり届いていないか聞こえないフリをしているか、そのどちらかだろうと私は想像していたが、見事に外れてしまった格好だ。

こうなったら当たるまで推測したくなったので、恥を忍んで一考してみる。おそらく彼らは「面倒だ」で片付く問題だという認識なのだろう。だって数年前まで、なんの問題もなかったわけだし、劇的にタバコの成分や住宅環境が変ったという事実もない。彼らは、ルール変更自体に疑問を抱いているのかもしれないのだ。この辺りは、早稲田ウィークリーで指摘していた「認識不足」と符合する。

なぜ喫煙所でしかタバコを吸えないのか、なぜ歩きタバコやポイ捨てはいけないのか、という喫煙マナーの基本理念を知らないか納得していないのだから、それらを遵守しようと思わなくても無理はない。だからこそ将来のある塾生諸君には、社会人としての自覚を養う為にも、喫煙マナーに関して、今一度熟慮して欲しい。

次ぎは、インド政府が今年10月2日以降に公開されるすべての映画やドラマで、喫煙シーンを禁止すると発表したらしい。青少年の喫煙を助長するというのが、その理由らしい。当然のように、表現自由を侵すものだという反発もある。もし日本で施行するとなれば、私は大いに反対する。理由は、今の現状をありのままに描写すれば、必ずしも助長するとは思えないからだ。逆に、肩身の狭い喫煙者の実情を知ったり、タバコの害を知る機会にもなるのではないだろうか。

そういえば、春のキャンプで喫煙が問題に成った日本ハムのダルビッシュ有投手が、きっぱりタバコを止めてプロ初勝利を飾った。プロ野球を目指す現役の球児にとっては、いろいろとタバコについて考えるきっかけになった事だろう。

たばこに関するニュース
慶応塾生新聞: 今、求められる正しい喫煙マナー
産経新聞: インド映画が“禁煙”に 表現の自由で反発も

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2005年06月08日

ゴミはゴミ箱へ

早稲田大学の学生部が発行する学生向け週刊広報紙『早稲田ウィークリー』「あなたのマナーは大丈夫? 早大生マナー講座 ~基礎編~ 」という記事が今週掲載され、喫煙マナーの周知・徹底がいかに大切かを再考させられた。

最高学府で教育を受ける学生のキャンパスに「ゴミはゴミ箱へ」と書いた張り紙があるという。そして、それでもゴミは連日散らかっているという嘆かわしい現実が紹介され、最後に、「愛される隣人を目指そう」と締め括っている。記事の冒頭で指摘されているが、自由をはき違えた勘違いと認識不足という無知が原因で、彼らは周囲に迷惑をかけているとしている。

キャンパス内の喫煙状況も紹介されているが、ゴミと同様の状況を嘆いている。問題の喫煙マナーは、この数年で劇的な変化をしている最中なので、あるべき姿がまだおぼろげだし、個々の生活環境によってバラつきが激しいと私は認識している。間違った解釈をされそうな部分としては、罰金や罰則がある場所とそれ以外の場所という区分けだ。禁煙区域は、特に厳しく周知・徹底しているという説明や説得がなければ、今のところ罰金や罰則がない場所は、喫煙を許されていると勘違いしても仕方がない。

喫煙マナーに関しては、「ゴミはゴミ箱へ」レベルを徹底的に広めるしかない。良識のある喫煙者の方々は、一緒にしないでくれと反発する気持ちも理解出来るが、身近な喫煙マナーの向上を推進する事こそ、心地よい喫煙環境を保つ唯一の道ではないだろうか。

ありがたい「恩賜たばこ」が姿を消すという話し。その理由が、昨今の喫煙率の低下にあるという。どえらい物が動いたという実感が私の中にはある。激流の中に見出した象徴的な出来事のように思う。もはや禁煙は、一時的な流行ではなく、傾向なのだとハッキリしたのだ。

そこで高知のタクシーです。全国初の全車禁煙に向けて出発進行!

たばこに関するニュース
早稲田ウィークリー: あなたのマナーは大丈夫? 早大生マナー講座 ~基礎編~
毎日新聞: 恩賜たばこ:来年度までに廃止へ 禁煙の高まりを考慮
高知新聞: 県内タクシー「禁煙」へ 全国初、12月までに徹底

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2005年05月31日

世界禁煙デーと分煙状況

毎年5月31日は、世界保健機関(WHO)が定める「世界禁煙デー」。それを受け厚生労働省は、6月6日までの1週間を「禁煙週間」と定めて、普及啓発を行っている。(厚生労働省:たばこと健康に関する情報ページ「世界禁煙デー」)今年のスローガンは「たばこに向かう保健医療専門家‐行動と対策を」とし、シンポジウムやらに関係団体等は勤しむようです。

先日(5/26 喫煙対策実施状況調査)で、公官庁の喫煙対策の実態をお伝えしたが、今回は、ファイザー株式会社が実施した「上場企業における≪オフィスの禁煙環境に関する調査≫」を紹介しよう。

新聞記事に「96.5%が喫煙制限」とある。この見出しは、一方で他の事業者への啓蒙・啓発の作用もあると思うが、その対策内容は、散々な状態のようだ。少々強引な選択肢と集計に惑わされる事なく、全面禁煙(17.5%)以外の分煙状況に目をやると、飲料自動販売機前の間仕切りのない喫煙スペースや室内の簡易喫煙所まで含む様なので、厚労省は、今後この問題で本腰を入れざるを得ないだろう。

まだまだ会社にしても一般社会にしても、喫煙が主であるようだ。わざわざ喫煙できない所を禁煙スペースとして明示する慣例が継続している。スペースや場所に拘って、なにも陣取り合戦をしているのではなく、他人に迷惑を掛けないというマナーを育んで欲しいのだ。例えて云うなら、喫煙者の中に道路はタバコを吸う場所という概念があるから、禁煙区域という発想が出てくるのだし、喫煙者のマナーとして、それはどうかと云う事だ。

私は逆に喫煙者の方から、遮断型の喫煙スペースを要求して欲しいくらいだ。これこそタバコを嗜むという大人の意見ではないだろうか。せっかくなので、リコーが開発した1名用~20名用までスペースに応じて簡単に設置ができる。完全分煙対応型喫煙ボックス 「エアーメイト エコリア・スタイル」を紹介しておこう。

たばこに関するニュース
毎日新聞: 世界禁煙デー:厚労省、危険性訴えるシンポジウム
読売新聞: 上場企業の96.5%が喫煙制限…禁煙傾向一段と進む

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